ヨガには、 ドグマ(教義、教訓)と呼ばれる教えが多いと、一般的に思われてる。
で、実際にドグマの存在するヨガは多い。
私が実践し、伝えているパワーヨガには、ドグマは存在しない。
たとえば、ベジタリアンになりなさい、月に一度は断食を、お酒は飲んではいけません、日の出とともに起きなさい・・・
という、教えはないということ。
インストラクターや先生が、あなたの生活を仕切り、決めるのではなく、自分で決めるんだってこと。
自分自身を見つめ、自分自身の判断を大切に、自分自身を信じて生きていく。
実際に私も、今日の夕食にチキンを食べたし、ケーキも食べるし、ビールや泡盛大好き。
早起きは好きだし、今のライフスタイルに必要だから実践してるけど、もともと夜遊びだってしてた。
ヨガを実践してる、ヨガを練習してる、ヨガを教えてる、だから何かを禁止する?
なんてことはしません。
決めごとなんてなくていいじゃんと思います。
「ヨガでお金をもらう」ことに後ろめたさを感じることもあった。
それに関しては、シータ・ヒーリングを学んだときに
「ヒーリングをしたらエネルギー交換として何かを受け取る。たとえば、お金、マッサージ、野菜、ハグ、など・・・。受け取ってこそ与えることができるし、与えてこそ受け取ることができる。」みたいなことを教えてもらい、それによって救われた。話は少しずれたけどね。でも大切なことだと思う。
ヨガを始めた頃なんて、お金が嫌いだと自分で思っていた。シータ的にいう、「清貧の誓い」みたいなものかな。
でも、お金って大事。ショッピングも楽しい。それを認め、愛する。
とにかく、周りに流されないで、
何をしたい?何を選ぶ?どうなりたい?何が欲しい?
すべて自分で決める。
そのためには、
どのように感じてる?
それを素直に見つめ、受けいれることから。
他の誰かにはなれないのだから。
ドグマがないのと同様に、グル(教祖、師)もいない。
私のもっとも尊敬するヨギ、ブライアン・ケストも言ってた。
「グルと時を共に過ごすことは素晴らしい」と前置きしたうえで、
「僕は君たちの先生ではない。ただのヨガ・インストラクターだ。
他人(一般的にいうグル)に自分のパワーを預けなくていい。グルは自分自身の中にいる。」
と。
何を頼りにすればいいと思う?
それは、自分のなかにあるバランス感覚。
アサナプラクティス、もっと言えばパワーヨガのプラクティスは、
その「バランス」を「体感」することそのものなんだよね。
どこまでディープにストレッチしたら痛い?
どんなことをすれば気持ちいい?
どれが自分にとって必要で、どれが不要?
自分が健康で自由でいるために、何をすればいい??
これぜーーんぶ自分で決めること!!
パワーヨガのパワーって?
何歳になっても息を切らすことなく生き生きと、夢を追いかけて現実に変えていく!
そんな心身の「パワー」なんだよね!
*保科直美先生の文章を参考に、私の視点からの考えです。
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